楽天モバイルは実際どうなのか。
楽天がMVNOに参入し、いろいろなところで記事になっています。
MVNOは安いらしいけど、実際のところどうなの?ということで簡単にまとめてみました!
①月々料金
実際楽天モバイルの場合の予想される月々の支払額は、
=端末代金+通信費+電話代金
=1,800(21,600円を12ヶ月払いにした場合)+1,600+α
ということになります。
もし端末代金を一括支払いにした場合は、通信費と電話代金だけということになります。
②端末代金
SIMフリー端末を用意する必要がある。
楽天の場合は、ZenFone5が売られているが、iPhoneのsimフリーでも使用可能である。
また楽天モバイルはドコモの回線を使用しているため、ドコモのスマホであればSIMロックされていても使用可能である。ここで端末代金の比較を見てみる。
機種 |
代金 |
ZenFone 5(楽天) |
21,600 |
iPhone6 64GB(SIMフリー) |
79,800 |
iPhone6Plus 64GB(SIMフリー) |
89,800 |
Nexus 5 LG-D821 32GB |
46,080 |
③通信費
楽天の場合は2,1GBで1600円である。
他のキャリア・MVNOと比較してみる。
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プラン |
プラン料金 |
最低利用期間 |
楽天モバイル |
2,1GB(電話、メール対応) |
1,600 |
12ヶ月 |
2GB(電話、メール対応) |
1,600 |
課金開始月の末日 |
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OCN |
2GB(メール対応) |
1,100 |
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イオン |
2GB(電話、メール対応) |
1,740 |
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ドコモ |
2GB(電話、メール対応) |
5,900 |
2年間 |
MVNOなら比較的横並びですが、通信キャリアは高めになっています。
SMSのみ対応・電話、SMS対応・両方ついてないものがありますので、利用に合わせて使ったらいいと思います。
④電話代金
電話代金は、比較的高めに設定してある。
ただしLINE電話や楽天でんわ、050Plusなど代わりのものは存在するし、そもそも電話の需要が減ってきている。
⑤楽天モバイルの長所
三木谷社長も仰ってるように、
「国内9,000万の会員を持つ楽天が、MVNOに参入する」というところに強みがあるのではないか。
⑥結局MVNOはどうなのか
iPhoneなど高価格端末にこだわりがなければ、MVNOを検討してみていいと思う。
高価格端末でも、月々の通信料が少なく、通信費を抑えたい場合はMVNOにメリットがある。
ただ、LTEと言ってもMVNOの場合、通信が遅い場合があるので注意。
来年春からSIMロック解除が義務付けられるそうなので、MVNOが主流になってくることもあるかもしれない。